医師と独身率

医師と言えば、人の生命を救うという社会的貢献性が高く尊敬と羨望を集めるスペシャリスト的な職業です。そのためステータスが高く収入の安定性もあって医師と結婚を望む異性は少なくありませんが、医師の独身率は高く結婚相談所などに相談を寄せる人のおよそ9割以上は医師や歯科医師とも言われています。

しかし最近‘婚活’という言葉ができ、実際に積極的な活動を展開する人もいるように、結婚事情が厳しいのは医師に限らず男女の別もありません。経済的にも社会的にもそれぞれ自立する人が多い時代において結婚しない理由は年齢、性別、職業によるものではなくなってきています。

特に医師という高度で特別なスキルを有する職業の場合、独身主義の考えを持つ人も多いかもしれません。‘結婚して子どもを持つことが幸せ’という古典的な考え方に加えて、最近は各個人のライフスタイルを尊重した生き方も認められるようになってきました。ひと昔前のように、女性は結婚しなければ生活を送りにくいという環境が薄れ、家庭や配偶者という立場にとらわれることなく自由な生活を大事にしたいという考えも、ひとつのその人の生き方とされる時代です。

また1週間当たりの労働時間は平均61〜66時間、月に平均90〜100時間の残業というのはさほど珍しいことではなく、外科医・産科医・小児科医など急患や緊急手術を要する専門医に関しては、それ以上の残業も‘ザラ’。その他にも当直、オンコール、突発的な残業など医師の生活リズムは極めて不規則なため、独身の方が気がラクという考えもあるでしょう。

さらに医師や医療従事者は限られた環境で出会いが少ないイメージがありますが、昔の出会いの少なさに比べれば、異性と知り合うチャンスは大いにあります。同僚医師・看護師をはじめとするコメディカルスタッフ・MRなど取引関係会社など職場内以外にも、婚活では出会いの企画やイベントがたくさんあり、自分が求めれば出会える環境です。しかしこうした様々な出会いの多様化は、選択肢とともに決断への迷いを増やし、お互いにマッチする確率も低くしているのかもしれません。

様々な理由から医師の独身率は引き上がっているわけではありますが、結婚によるプラス面に目を向けることも大切です。メンタルヘルスケアの領域では‘ワーク・ライフ・バランス’と言われるように、仕事をする上でプライベートの充実が大切な意味を持つことがあります。配偶者の存在は心の支えとなり、子どもがいれば喜びや励みとなって仕事に張りが出るものです。医師とは、人の生命や健康に尽力することを求められる職業ではありますが時には自分を大切にすることが、より良い仕事へと指南してくれることもあるでしょう。

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